2015年09月13日07:22

天野先生の「青色LEDの世界」

保存

内容紹介
本当にすごいのはこれからだ! 青色LED技術の核心が分かる。
1500回を超える実験の末に生まれた青色LEDの本体、窒化ガリウム結晶。今では電力ロスを10分の1に減らすパワー半導体や、水問題を解決する水質浄化装置など、たんなる「照明」にとどまらない多様な可能性に世界が注目しています。青色LEDはなぜ夢のある技術なのか、その原理と研究の最前線を開発者自らが分かりやすく紹介します。
......
これが公式な紹介文です。つまらないなぁ、もっと日亜に特許を取られたとか、最初の発表の時にシカトされたけどただ一人だけ江崎玲於奈先生が詰め寄って「面白い研究だね」と言った、つまり日本の評価システムがめちゃくちゃだとか、おもしろいところがたくさんあるでしょ。
....
とにかくこのレベルの先生だと、アマチュアに対しても説明が分かりやすい。それは如何に日常の世界と微視的な科学の世界に概念的な違いがあるか把握されているからです。
.....
ファインマンやアインシュタインの自伝以降、久々にそのレベルの科学自伝です。
アマからプロまで一読すべき良書です。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 LEDはなぜ光るのかー原子レベルで見たメカニズム(LEDは何でできているのか/電気が光に変わる仕組み/青色LEDはなぜ作るのが難しかったのか)/第2章 青色LEDへの挑戦ー高品質結晶を作れ!(世界にひとつしかない実験装置/鍵を握る「きれいな結晶」作り)/第3章 世界初「青色発光」の瞬間(最大の壁、p型半導体に挑む/より明るい「青」を求めて)/第4章 窒化ガリウムが切り拓く未来(省エネの切り札、パワー半導体/「見えない光」の可能性、深紫外線LED/赤色レーザー・深紫外線レーザー/発電効率のブレークスルー、窒化物太陽電池)


著者について

天野 浩
1960年、静岡県生まれ。名古屋大学教授。工学博士。1983年、名古屋大学工学部卒業、1988年、名古屋大学大学院工学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。名古屋大学工学部助手、名城大学理工学部教授を経て現職。学部生時代から赤崎研究室に所属し、以降一貫して青色LEDの開発に取り組む。2014年、青色LEDを発明した業績に対し、赤崎勇博士、中村修二博士とともにノーベル物理学賞を受賞。同年文化勲章受章。
福田 大展
1983年、福井県生まれ。サイエンスライター、日本科学未来館科学コミュニケーター。東北大学金属材料研究所で太陽電池用の高品質な多結晶シリコンを作る研究に携わり、東北大学大学院理学研究科修了、修士(物理学)。中日新聞(東京新聞)記者を経て現職。記者時代は浜岡原発や地震防災などの取材を行った。 



return_to_forever

コメントする

名前
URL
 
  絵文字